倉庫と事務所間の連絡手段としてタブレットによる出荷内容の確認と作業進捗管理が行えるシステムを提案
移動による時間損失・誤ピッキング抑制をして、顧客へ即対応を確立し、顧客満足度の向上を目指したい
- 顧客の出荷依頼にしたがい、倉庫から商品をピックアップし出荷するのが日次業務のひとつだが、倉庫と事務所が離れているため、出荷依頼書の確認のたびに倉庫・事務所間を往復しなければならず、移動による時間損失がある多い時には日に10回もの移動が発生し、たびたび庫内作業を中断している
- 顧客からの追加依頼・指示にも時間差があり、依頼に対して即応できない
- 到着便に瑕疵があった場合、デジタルカメラで写真撮影しPCに取り込み顧客への報告を行っているが、出荷作業に追われ後日対応になることが多い
倉庫と事務所間の連絡手段として、タブレットによる出荷内容の確認と作業進捗管理が行えるシステムをご提案いたしました。富士倉庫様の基幹システムではすでに顧客からの入出荷依頼を入力処理されていたので、そのデータをタブレット側でも表示し、ピッキング作業が行えるアプリケーションの設計と実装を行いました。
事務所で入力された出荷指示・変更依頼がタブレット側でも確認できるよう、クラウドを経由してデータ送受信・表示を行うシステムを設計・製造いたしました。
タブレットの標準機能を利用し、顧客から預かっている商品画像を撮影/保存/確認できるプログラムを実装いたしました。
商品に関する情報(完了連絡、瑕疵報告、長期滞留など)を、メール等により倉庫内から即座に顧客へ連絡することが可能になりました。
移動時間が減少し、作業ミスの軽減につながり、顧客満足度の向上に成功
事務所に戻り出荷依頼を確認する必要がなくなったため、作業中の移動時間が減少いたしました。そのため、庫内の入出荷作業に注力できる時間が増え、より精度の高い作業が行えるようになりました。
商品をコードや品名ではなく画像で確認することで、熟練度の低い倉庫担当者でも商品を間違えずにピックアップすることができるようになり、作業ミスを軽減することができました。
荷姿・梱包状況などを撮影して顧客に伝えることで、商品への対応がより迅速に行え、顧客満足の獲得につながりました。さらに、空いた時間でメールチェック、スケジュール確認が行え、事務所に戻る時間をより削減できるようになりました。
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